傲慢と善良 ごうまんとぜんりょう

マッチングアプリから始まった2人 だが、彼女は突然消えた-
9.27 FRI
藤ヶ谷太輔 奈緒
婚約者の知りたくなかった過去と嘘とは?2023年最大のベストセラー映画化 最後にたどりつく「一生に一度の選択」を描く、感動の恋愛ミステリー

TRAILER

運命の恋、そう信じたかった

100万部突破!「人生で一番刺さった」と圧倒的な共感を呼び2023年最も売れた小説、映画化!

INTRODUCTION

男女それぞれの視点でリアルな恋愛観と価値観を描いた原作は第7回ブクログ大賞を受賞し、20代、30代を中心に多くの共感を呼び、発行部数は100万部を突破!話題は広がり続けている。
主演は藤ヶ谷太輔×奈緒。藤ヶ谷は「人生で一番好きな小説」奈緒は「辻村作品に出演するのが夢」と熱望。婚活で付き合い始めるも1年も将来を決めない【傲慢】な架と、親の敷いたレールの上で【善良】に生きてきた真実を等身大で演じる。ラストには、映画版ならではのオリジナルな展開も待ち受けている。

STORY

仕事も恋愛も順調だった架だったが長年つきあった彼女にフラれ、マッチングアプリで婚活を始める。そこで出会った控えめで気の利く真実と付き合い始めるが1年たっても結婚に踏み切れずにいた。しかし、真実からストーカーの存在を告白された直後、「架くん、助けて!」と恐怖に怯えた着信を受ける。彼女を守らなければとようやく婚約したが、真実が突然姿を消した。両親、友人、同僚、過去の恋人を訪ね居場所を探すうちに、架は知りたくなかった彼女の過去と嘘を知るのだった―。

CAST

藤ヶ谷太輔 as 西澤架

藤ヶ谷太輔 as 西澤架

元カノに未練を持ちながら、婚活で出会った真実とあるきっかけで婚約するが……

藤ヶ谷さんインタビュー全文はこちら

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奈緒 as 坂庭真実

奈緒 as 坂庭真実

英会話教室で働く事務員。アプリで出会った架から待ち望んだプロポーズを受けるが……

奈緒さんインタビュー全文はこちら

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倉悠貴 as 高橋耕太郎

倉悠貴 as 高橋耕太郎

真実が出会う災害ボランティアのリーダー。

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桜庭ななみ as 美奈子

桜庭ななみ as 美奈子

架の友人。要領よく生きてきた“勝ち組”。

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阿南健治 as 坂庭正治

阿南健治 as 坂庭正治

前橋に住む真実の父親。

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宮崎美子 as 坂庭陽子

宮崎美子 as 坂庭陽子

前橋に住む真実の母親。

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菊池亜希子 as 岩間希実

菊池亜希子 as 岩間希実

真実の姉。自分の道は自ら決めていくタイプ。

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西田尚美 as よしの

西田尚美 as よしの

真実が出会う飲み屋のママ。

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前田美波里 as 小野里

前田美波里 as 小野里

結婚相談所の所長。

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STAFF

原作:辻村深月

【COMMENT】この小説の映像化はきっと無理だろう、とずっと思ってきました。きれいなラブストーリーにすることはできるかもしれない。だけど、この小説の根底にある主人公たちの痛さや切実さが映像になるとは到底想像できなかったのです。だから、完成した映画を観て、とても驚きました。よくぞここまで彼らのことを理解し、心に迫ってくれたと感動し、大きな感謝に包まれました。作中の架と真実もきっと同じ気持ちだと思います。

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監督:萩原健太郎

【COMMENT】架は天然なんだけどどこか憎めないキャラクターです。スターなのに誰とでも常にフラットに接する藤ヶ谷さんと重なる部分を感じました。藤ヶ谷さんのコアにあるそういう優しさが現場で常に滲み出ていて、どんどん架の事が好きになりました。奈緒さんは真実というキャラクターの背景をどこまでも深く広く想像力をもって演じてくださいました。撮影前は想像していなかった真実の姿を見る度に真実が自分の想像を超えて魅力的な女性であると気付かされました。原作小説の行間にある架と真実の感情の機微をお二人が繊細に表現してくださったお陰で実写映画化した意味を強く感じました。「傲慢」さと「善良」さは表裏一体で、きっとその狭間を行き来しながら生涯付き合っていかなければなりません。本作が、完璧じゃない他人や自分を受け入れて前に向かって進む一助となることを願っています。

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脚本:清水友佳子

【COMMENT】発売以来、多くの読者の心を揺さぶり続ける本作の脚色を担うプレッシャーは計り知れないものでした。小説の完成度があまりにも高いため映像作品として再構築するのは大変難しい作業でしたが、世界観を見誤らぬよう何度も原作を読み返し、辻村先生の助言も頂きながら執筆を進めました。完成した本編を見て強く印象に残ったのは、藤ヶ谷太輔さんと奈緒さんの圧倒的な表現力です。不完全だからこそ愛おしい架と真実がそこにいました。お二人の緻密で繊細なお芝居が、物語に深い奥行きを与えて下さいました。ラブストーリーでもあり人間ドラマでもある本作が、観て下さった皆様に愛して頂ける作品になることを祈っています。

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ORIGINAL

原作:『傲慢と善良』(朝日文庫刊) 著者:辻村深月

原作:『傲慢と善良』(朝日文庫刊) 
著者:辻村深月

MUSIC

なとり

主題歌:なとり

【COMMENT】大切な人との関係を「人」と「人」という距離のままで諦めたくないなぁと思いながら作りました。か細い糸のような運命を手繰り寄せて生きていく架と真実のふたりに渡したい歌です。ぜひ、聴いてください。

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COMMENT

矛盾と本音。
的確に痛いところを突く映画。

SYO (物書き)

鑑賞後のあたたかい気持ちで、
劇中のセリフを何度も反芻した。

奥浜レイラ(映画・音楽パーソナリティ)

「他人は自分を映す鏡」と言うけれど、
彼らに嫌悪感を抱く人は、
自分もどこか痛々しいのかもしれない。

山崎怜奈(タレント)

傲慢と善良

9.27 FRI

藤ヶ谷太輔 as 西澤架

元カノに未練を持ちながら、婚活で出会った真実とあるきっかけで婚約するが……

【COMMENT】映画化が決まる前から、「人生で1番好きな小説」に挙げていたほどこの作品が大好きでした。辻村さんは僕のこと知っているのかなって思えるぐらい、僕自身の物語のように思いました。「もし映画化するなら絶対に架を演じたい。叶わなければ一生後悔する。」と思い、原作の関係者の方へもアプローチしてご縁がつながり本作のオファーをいただきました。僕の俳優人生の中でも並々ならぬ想いで演じました。まだ気づいていない潜在的な感情に気づくことができ、自分の世界が広がるような作品です。恋愛面だけでなくミステリー要素も織り込まれているとても魅力的な作品です。

【PROFILE】1987年生まれ、神奈川県出身。2011年に
Kis-My-Ft2のメンバーとして「Everybody Go」でCDデビュー。アーティストとして精力的に活動するほか、「10万円でできるかな」(EX)、「A-Studio+」(TBS)等多くのTV番組やCMなどで幅広く活躍。役者としても多数の作品に出演し、近年では、『信長協奏曲』(14/16)、「やめるときも、すこやかなるときも」(20)、「華麗なる一族」(21)、『そして僕は途方に暮れる』(23)などがある。

奈緒 as 坂庭真実

英会話教室で働く事務員。アプリで出会った架から待ち望んだプロポーズを受けるが……

【COMMENT】辻村先生の作品に出演したいとずっと思っていたので今回夢が叶って嬉しいです!私自身いいところばかりの人間ではないのですが、昔から「いい子だよね」と善良に見られることも多いので真実とリンクしました。地方出身ならではの恋愛観や価値観にも共感できましたし、私自身30代目前となり人生の選択を考える時期になりましたので、様々な選択が描かれているこの作品に出会えて幸せです。藤ヶ谷さんや監督と結婚や恋愛の価値観についてとことん話し合いました。自分が好きになれなくて蓋をしたい気持ちを「傲慢と善良」という言葉が救ってくれるようなとても希望のある作品です。

【PROFILE】1995年生まれ、福岡県出身。出演作に、「半分、青い。」(18)、「あなたの番です」(19)、『事故物件 恐い間取り』(20)、『みをつくし料理帖』(20)、『君は永遠にそいつらより若い』(21)、『マイ・ダディ』(21)、『マイ・ブロークン・マリコ』(22)、「あなたがしてくれなくても」(23)、『スイート・マイホーム』(23)、「春になったら」(24)など。

倉悠貴 as 高橋耕太郎

真実が出会う災害ボランティアのリーダー。東京から来た真実に対し冷めた態度で接するが、慣れない土地で必死に働き、町の人と打ち解けていく真実の様子を見て次第に心を開いていく。

【PROFILE】1999年生まれ、大阪府出身。「トレース~科捜研の男~」(19)で俳優デビューし、『夏、至ること』(20)では映画初出演にして初主演を飾る。その後も『樹海村』(21)、「連続テレビ小説 おちょやん」(21)、「犬と屑」(23)、『禁じられた遊び』(23)、『こいびとのみつけかた』(23)、『OUT』(23)、『市子』(23)など話題作への出演や主演作が続いている。公開待機作に『赤羽骨子のボディガード』(24年8月2日公開)、『六人の嘘つきな大学生』(24年11月22日)がある。

桜庭ななみ as 美奈子

架の友人。要領よく生きてきた“勝ち組”。架に真実を紹介されると、思わず元カノと比べるような発言をしてしまう。

【PROFILE】 1992年生まれ、鹿児島県出身。近年では中国、韓国でも活躍の場を広げている。主な出演作に、『サマーウォーズ』(09)、『最後の忠臣蔵』(10)、『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(15)、『焼肉ドラゴン』(18)、『マンハント』(18)、「西郷どん」(18)、「スカーレット」(19)、『深夜階段:真夜中に一人で』(22/韓国)、「ガラパゴス」(23)、「全力で、愛していいかな?」(23)、『有り、触れた、未来』(23)、「島根マルチバース伝」(24)など。

菊池亜希子 as 岩間希実

真実の姉。自分の道は自ら決めていくタイプ。真実の失踪を他の男と逃げたのではと疑う。真実の理解者ではあるが、親の言うことばかり聞く真実を批判する一面も

【PROFILE】1982年生まれ、岐阜県出身。17歳でモデルのキャリアをスタート。現在は俳優のほかにもエッセイ、イラスト、雑誌編集など活動は多岐にわたる。主な出演作品に、「森崎書店の日々」(10)、『グッド・ストライプス』(15)、『海のふた』(15)、「かそけきサンカヨウ」(21)、「恋せぬふたり」(22)、「パーセント」(24)など。

前田美波里 as 小野里

結婚相談所の所長。真実の母親に依頼され、真実にお見合い相手を紹介する。真実の失踪について、婚活にまつわる、核心に迫る言葉を与える。

【PROFILE】1948年生まれ、神奈川県出身。ミュージカル「ノー・ストリングス」で舞台デビュー。その後、「コーラスライン」(79)、「レ・ミゼラブル」(97~99)、「マンマ・ミーア」(04~06)、「Endless SHOCK」(13~24)、「マイ・フェア・レディ」(18、21~22)、「ピピン」(19、22)などのミュージカルを中心に数多くの舞台、映画、ドラマ、バラエティ番組などで活躍。他の主な映像作品に、「べっぴんさん」(16)、「大富豪同心3」(23)、「家政婦のミタゾノ」(23)など。

阿南健治 as 坂庭正治

前橋に住む真実の父親。陽子の言うことに大きな反対はせず、2人の娘の子育ては任せてきた昔気質な性格。不安定な職種でもある自営業の架を責める陽子を制止する優しい一面もある。

【PROFILE】1962 年生まれ、大分県出身。劇団「東京サンシャインボーイズ」に在籍し、劇団が充電期間に入ったあとは、テレビ・映画・舞台と三谷幸喜作品を始め多数出演。主な出演作品に、『THE 有頂天ホテル』(06)、『ザ・マジックアワー(08)、『清須会議』(13)、『記憶にございません!』(19)、『ゴジラ-1.0』(23)、「ACMA:GAME」(24)、「ダブルチート 偽りの警官」(24)など。

宮崎美子 as 坂庭陽子

前橋に住む真実の母親。自分の価値観を真実に押し付け、真実の結婚や就職も過剰に面倒を見ていたため真実は家を出る。世間体を気にして真実の失踪も大事にしたくない様子。

【PROFILE】1958年生まれ、熊本県出身。80年『週刊朝日』の表紙モデルに起用された後、ミノルタカメラのCMに出演。同年TBSドラマ「元気です!」で女優デビュー。『雨あがる』(00)で第24回日本アカデミー賞優秀主演女優賞ほかを受賞。主な出演作に『孤狼の血LEVEL2』(21)『シェアの法則』(23)『ラストターン福山健二71歳、二度目の青春 』(24)など。

西田尚美 as よしの

真実が出会う飲み屋のママで、真実を居候として受け入れ面倒をみている。彼女自身も“過去”を抱えており、真実に優しく寄り添う。

【PROFILE】1970年生まれ、広島県出身。主な出演作に、映画『凪待ち』(19)、『青葉家のテーブル』(21)、『土を喰らう十二カ月』(22)、「ヴィレッジ」(23)、「言えない秘密」(24)。ドラマ「カムカムエヴリバディ」(21)、「うきわー友達以上、不倫未満ー」(21)、くすぶり女とすん止め女」(23)、「ハマる男に蹴りたい女」(23)、、「ひだまりが聴こえる」(24)、「海のはじまり」(24)、「HEART ATTACK」(24)。舞台「夏の砂の上」(22)、「鎌塚氏、羽を伸ばす」(22)など。

原作:辻村深月

【PROFILE】1980年生まれ、山梨県出身。「冷たい校舎の時は止まる」(04)で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。「ツナグ」(11)で第32回吉川英治文学新人賞、「鍵のない夢を見る」(12)で第147回直木賞、「かがみの孤城」(18)で第15回本屋大賞を受賞。映画化作品としては『ツナグ』(12)、『太陽の坐る場所』(14)、『朝が来る』(20)、『ハケンアニメ!』(22)、『かがみの孤城』(22)に続いて本作が6作目となる。

監督:萩原健太郎

【PROFILE】1980年生まれ、東京都出身。2001年に渡米。アート・センター・カレッジ・オブ・デザイン(Art Center College of Design)映画学部卒業後、多数のTV-CM、MVの演出を手がける。主な監督作に『東京喰種 トーキョーグール』(17)、『サヨナラまでの30分』(20)、「ワンダーハッチ-空飛ぶ竜の島-」(24)など。『ブルーピリオド』(24)の公開が待機している。

脚本:清水友佳子

【PROFILE】東京都出身、2000年に脚本家デビュー。「リバース」(17)で第93回ザテレビジョンドラマアカデミー賞脚本賞・最優秀作品賞と第8回コンフィデンスアワード・ドラマ賞脚本賞・作品賞、「わたし、定時で帰ります。」(19)で第57回ギャラクシー賞奨励賞を受賞。「最愛」(21)では第59回ギャラクシー賞 テレビ部門 選奨、第27回AMDアワード 大賞/総務大臣賞、第38回 ATP賞テレビグランプリ ドラマ部門 最優秀賞、2022年日本民間放送連盟賞番組部門 テレビドラマ 最優秀賞、東京ドラマアウォード2022 グランプリなど数々の賞を総なめにし、脚本家としての地位を確固たるものにした。近年の主な作品に「366日」(24)などがある。

主題歌:なとり

【PROFILE】作詞・作曲アレンジまでをこなす、音楽クリエイター。2021年に活動開始。2022年にリリースされた「Overdose」はSNSを中心に爆発的なヒットを記録。ストリーミング累計4億回を突破、Spotifyのバイラルチャートでは世界中で1位を獲得。TikTok上の関連動画は約600,000個、総再生回数は20億回超え。唯一無二の歌声と、エレクトロから、バンド、和楽器まで扱うジャンル感を併せ持っている。10代ファンを中心とした音楽シーンに加え、海外から注目されている。映画主題歌タイアップは今回が初めてとなる。