9/19（木）神楽座にて出会いはマッチングアプリ！『傲慢と善良』ペア限定特別試写会が開催されました！マッチングアプリで出会った男女の恋愛を描いた本作にちなみ、イベントには実際にマッチングアプリで結ばれたカップルが集結！本編上映後にはW主演を務めた藤ヶ谷太輔さんと奈緒さんが登壇し、映画の魅力をはじめ、恋愛に関する赤裸々トークを繰り広げ大盛り上がりのイベントとなりました。

会場に詰め掛けたのは、マッチングアプリを通して出会ったカップルや夫婦たち60名。長年つきあった彼女にフられてしまったことをきっかけに、マッチングアプリで婚活を始める架を演じた藤ヶ谷さんは「本編を観終わったばかりの方のお話を聞けるということ、さらに映画とはまた違ったお話を皆さんから伺えると聞いているので楽しみです」と嬉しそうにご挨拶。架がマッチングアプリで出会い、婚約者となる女性・真実を演じた奈緒さんも「今日は皆さんペアで観ていただいたという事で、さらに色々とお話もできるようなのでワクワクしています」とトークショーの開始を心待ちにされていたよう。

藤ヶ谷さんは、劇中の出会いのシーンで心がけたことを聞かれると「架は出会うギリギリまで携帯電話の画面を消した状態の黒い画面を見て髪型を直し、服装も可もなく不可もなくキレイ目なファッションで、自分自身にはない感覚でした。架は自分が何を着たいのかというよりも、皆さんが好きであろうものを選んでいて、そして腕には高級時計を着けています」と紹介。一方、出会いの場面で奈緒さんは本を読んで待つというシチュエーションを考えたそうで「マッチングアプリで出会う人と会うという事を意識しないようにしても意識してしまうと思うので、本を読むことで知っている誰かと出会っても大丈夫なようにしているはず」と演じる上での工夫を明かされていました。

この日参加したマッチングアプリで出会ったカップルや、夫婦からのお悩み相談も実施！プロフィール写真をどう撮るのかという議論では「絶対に自撮りはしないです。そもそも自撮りの習慣がないので」という藤ヶ谷さんでしたが、自撮りの角度を身振り手振りで悩み始めると、奈緒さんからすかさず「楽しそう！」とツッコみが入りました。

そんな奈緒さんは「私は親友に撮ってほしいです。高校時代からの親友が撮ってくれる写真は、自分の事を好きかもと思えるから。心を許せる人の前で出せる顔もあると思うので、私だったら素の部分を見て欲しいからこそ、仲のいい人に撮ってもらった写真をプロフィール写真に載せたいです」と具体的に回答されていました。これに藤ヶ谷さんも「盛り過ぎない、ナチュラルが良いよね！」と納得のご様子。

マッチングアプリで出会った彼氏を父親だけに紹介できていないという女性には、「お父様にとっても一大イベントなので、紹介の場を設けるならばお父さんにもどういう風に振舞えばいいのか考える時間があった方が良いのではないでしょうか」と奈緒さんは的確にアドバイス。一方、藤ヶ谷さんはチームプレイと『傲慢と善良』作戦を提唱。「この映画をお父さんと一緒に観に行って偶然を装って『あれ？』と。場内が暗くなった瞬間に紹介する。お父さん一瞬見えた？…みたいな（笑）」とユーモア交じりに実行を勧めていました。

一方、「朝が弱くて出社する夫を見送れない」という女性の、のろけ相談には「もうラブラブじゃないですか～！私が朝起こしに行きたい！」と奈緒さんは赤面。これに藤ヶ谷さんも「我々が行ってもいいのであれば…。起こすだけ起こします」と乗り気。さらにその夫婦の目覚まし用アラームがKis-My-Ft2の曲だと知ると、藤ヶ谷さんは「曲が良いから起きられないのか…」と嬉しそうに納得しながら「旦那さんが歌っているのをアラームにすればいいのでは？『これ誰!?』となって起きるかも」と珍解決法を伝授されていました。

その旦那さんから「カッコ良さを保つ秘訣」を問われた藤ヶ谷さんは「綺麗ごとになってしまうかもしれないけれど、背伸びしないことが大事だと思っています。僕も髪の毛を毎日セットしているわけではないし…。うん、もちろんそれでもカッコいいというのはあるんですけどね(笑)」と自画自賛のオチで会場は爆笑。そして「例えばデートに行く日だとか、オシャレをしようとする日があれば気合も入ると思います。普段とは違う“こういうところもあるよ、俺は”を見せていくのはどうでしょう？」とアドバイスをされていました。

最後に奈緒さんは「凄く幸せな光景を見せていただいて私はとても幸せです」とニッコリ。藤ヶ谷さんも「皆さんからのリアルな声を聞かせていただき、凄く素敵な機会になりました。僕自身出会いと縁を凄く大事にしていて、そんなメッセージもこの映画には入っています。今日良い映画を観たと色々な方に広めていただけたら嬉しいです」とラブラブマッチングカップルたちに呼び掛けていました。